Lily of the Valley

英名では‘谷間のユリ’、和名では‘君影草’なんて、ちょっと趣きのある名前のスズラン。
日本原産のスズランもありますが、一般的に目にしているのはヨーロッパ原産‘ドイツスズラン’。こちらは芳香が豊かで強く、香料としても使われます。大好きな、甘く幸せな香り。
けれど、こんなに愛らしい花なのに有毒植物であるから植物は恐ろしい。葉が行者ニンニクと間違えやすいので要注意で、特に花と根に有毒物質が多く含まれてるのだとか。

フランスでは、花嫁にスズランのブーケを贈る風習があったり、ヨーロッパでは5/1のメーデーにスズランの花をプレゼントすると、受け取った人に幸せをもたらすと言われているそうです。花言葉は‘return of happiness 再び幸せが訪れる’‘sweetness 優しさ、愛らしさ’

HEISEI Kaizer

私の人生の中で、最も多感であり濃厚な日々を過ごした平成の時代。
そんなひとつの時代が幕を下ろし、新たな時代の幕開けです。

20代半ば、スイスでの研修生時代のある晩、なんでも知りたがり屋のUrsに、日本の天皇制度について質問攻めにあい困ったことを今日思いだしました。何度も会話に登場した「Heisei Kaiser(平成天皇)」というその響きが、昨日のことのように思いだされます。
不思議なことに、昭和から平成に変わった時と今。当時の私と今の息子はほぼ同じ年齢。
今度は息子が同じように濃厚な日々を過ごしてゆく時代。
時代の波にのまれながらも自分のアンテナを頼りに踏み出し、色んな経験をしてほしい。
ニセモノやバーチャルが溢れる現代だからこそ、五感はもちろん、第六感を鍛えて‘ホンモノ’を見抜いてほしい。そう思っています。


山屋の玄関先や洗面所の花たち。
右の薄青紫の可愛らしい花は、ファセリア‘パルシー’まだ希少な花苗だそうです。春の花も、紫~ブラック系だと可憐でありながらもグッとシックに。

*本日に延期になったアースディのフリマは、朝のお天気次第で開催が決まりますが、
予報をみる限り期待できません。決行になっても今回は出店を見送りたいと思います。

春のゴールデンコンビ

山屋の庭の春一番の、最高のコンビネーション。
貝母百合(バイモユリ)と数種類の水仙。
そのやわらかでチャーミングな花の組み合わせは、かれこれ10年以上毎年見ていても飽きるどころか、ため息がでるほど美しく、それをカゴいっぱいに摘めるなんて、本当に幸せ。よくよく考えてみれば、これから咲いてくる様々な庭の花を想像してみても、この二種の花はどちらもかなり個性的な形であることに気付きました。

いよいよ明日からは異例の10連休。ここ連日は気温が高く日々植物の生長を感じますが、お天気が不安定で、晴れていたかと思ったら、突然の激しい雨。降ったり止んだり、時々晴れてみたり、そんな陽気に戸惑っています。
連休中はどこも混むので遠出はせず、リース作りのワークショップ、田植えのお手伝い、庭と畑、寒くて先延ばしにしていた家の片付けの他、いくつか予定が入っています。
そうは言っても、せめて息子と地元塩尻の山くらいは登らないと!と思っているところです。


・4/30(祝)10-15時 松本アルウィン横芝生にてアースディフリマ。
16年開催されているという県内最大級の野外アースディフェスで、フリマ以外にもLOVE&PEACEが合言葉の国際環境デーに合わせたイベント。
ピクニック気分で遊びに来ませんか?
・5/5(日)9:30-15時頃まで 松本信毎メディアガーデンサンデーマルクト
こちらは、久しぶりのメディアガーデンマルクト出店です。いつも通り、季節のお花や寄せ植え、リース他、暮らしを豊かにする手づくりのモノたちを販売します。工芸の5月で松本全体も盛り上がり、とても良い季節。ぜひ足をお運びください。

山屋‘八重咲き水仙を楽しむ会’

4/7(日)に行った、山屋‘八重咲き水仙を楽しむ会’の様子です。


4月に入ってから、雪や寒さで花の蕾も思った程ふくらまず、水仙がなんとか当日に間に合い、ホッとしました。お天気も午後のその時間だけピンポイントで傘マークがついていて、雨女パワーよ収まれ!と念じていたら、午前中にパーッとひと雨降られましたが、午後は薄日が差し、無事に水仙摘みができました。
松本では昨日あたりから桜が開花。塩尻は、本当に日当たりの良い場所で数輪咲いているのを見かけるくらいで、塩尻に桜色が広がるまではまだ数日かかりそうです。

ビビットな色合いに元気が出る水仙のブーケと、春のミニミニブーケを作った後のカフェタイム。楽しいおしゃべりのお供はチョコバナナタルト!焼きあがったのがギリギリになってしまい、まだ冷めて固まっていませんでしたが、ほんのり温かいのも好評でした。春らしくイチゴと芽吹いたばかりのミントを添えて。来てくださった皆様、ありがとうございました!

bulb culture

毎年、庭の球根植物がでてくるのが待ちきれなくて、こんなふうに室内で球根栽培を楽しんでいます。ガラスの器にアイボリーのチューリップとヒアシンス。ちょっと寒々しく見えるかもしれないけれど、派手な色が多い球根植物の花でも、白だけ選べば品が良く、夜のライティングにも映えます。ヒアシンスの甘い春の香りで幸せな気持ち。

Snowdrop

今よりもっと殺風景だった2月から咲いているスノードロップ。
和名は、雪の花、待雪草。
英名のdropは、17,18世紀頃、女性が身に着けていた耳飾り(drop)に似ていることによるそう。
また、雪を突き破って咲き出ることから、フランスではperceneige(pierced snow)といい、気温が下がる夜明け前は、昼間の温もりを閉じ込め、花の中は2℃高いそうです。早春にいち早く咲くところから、花ことばは「hope希望」。
<白い花の伝説>
天地開びゃくのおり、空には青、雲には灰色、土には黒褐色、木には緑、花にはあらゆる色といった具合に、あらゆるものは色を与えられた。そこで雪はおずおずと神の元へ参上して「私にいただく色はもうなくなりました。私は風のように人目につかないものになってしまいます」と訴えた。すると創造主は「花ならどんな色でも持っているから、色をひとつ分けてもらいなさい」と言い渡した。けれど、どの花にあたってみても、そのきらびやかな色を分けてくれるものはいなかった。しょんぼりと帰ってゆく雪の姿をみたsnowdropは、If my white color be of any to you,you are very welcome to it.とささやいた。以来、雪は冬じゅう、この気前のよい可愛らしい花を守り温めているのだという。

Christmas Rose

遠目に見て、紙か何かが落ちているのかと思ってしまうのは毎年のこと。
いつの間にか、庭の純白のクリスマスローズがちゃんと咲いていました。
ご近所の、とても日当たりが良い所では、毎年一番乗りのムスカリやクロッカスが顔をのぞかせ、サンシュユ、マンサク、梅などの花木も花を咲かせる3月です。昨日は久しぶりの雪景色、今日は厚手の上着を脱ぎたくなるような陽気。息子の小学校では、もう終息したと思いこんでいたインフルエンザで学級閉鎖になってしまったクラスがあり、今日行われる予定だった「6年生を送る会」は延期になったとのこと。人間の世界では、心も体も忙しい3月ですが、植物たちは健気に各々のリズムを刻んでいます。

立春

ここのところは、やっと美しく降り積もる雪が降ったり、冬でもなかなか凍らない田んぼの周りの用水路(平出の泉や山からきれいな水が常に流れている)も表面が凍るほど冷え込んだりと、真冬らしい気候でしたが、「立春」の昨日2/4は、なんと各地で春一番の知らせ!
長野県は海がないために「春一番」とは言えないそうですが、10℃近くまで気温が上がり、いつも通り着込んで朝の犬散歩に出かけたら、気持ちが悪いくらいの暖かさでした。近所の梅は1月上旬にちょっとしわくちゃのまま咲いていたし、年々おかしな気候になっているように感じます。

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秋のうちに植えておくヴィオラは、冬の寒さにじっと耐え、その姿は可愛そうなくらいですが、春になると驚くほど株を広げ、春植えとは比べ物にならないくらい旺盛に育ちます。植物たちも誤解してしまいそうだけど、まだまだ冬。もう一息頑張って、春を迎えてほしいと思います。

冬のコンテナガーデン

こないだまで暖かすぎて12月とは思えない日々だったのが一転、
今週は身も凍える寒さに「こうでなくっちゃ」と思う反面、しばし
楽をさせてもらえた分の反動が大きく、もうこれ以上着込めない程
厚着をして過ごしています。

最低気温は氷点下5℃以下。山屋の庭も凍りついてしまいましたが、
軒下の冬の寄せ植えたちは元気。寒さに弱いものは朝晩出し入れが
必要ですが、この寒さにも耐え健気に佇む草花を眺めれば、こちら
も頑張らなくては、とエネルギーをもらっています。

中でも早春の鉢花の代表格とも言えるヴィオラやパンジーは、
痛々しいほどに凍みていても、ちゃんと生きています。
年内に植えたものは、根張りも良く、春になってからの生育が
3倍くらい旺盛になるので、我が家は主に秋植えにしています。

朝方凍っていても、お昼や夜のテーブルに瑞々しい色どりを与えて
くれる、ベビーリーフミックス。わずか数枚だけでも味が濃厚で、
元気がでるサラダになります。

Bryonopsis laciniosa

いつも生花店で見つけると買わずにいられなかったこの可愛い実の正体は
沖縄スズメウリ。ここ最近はグリーンカーテンブームの影響もおおきいのか、
苗も見かけるようになり、何年かトライしていましたが、いつも雑草に負け、
長雨に負けていました。が、今年!やっと理想通りのつるについた実が収穫
できました!マルシェでディスプレイしていると、みなさんの目に留まり、
「何これ、可愛い!」「スイカみたい!」など、反響大。
沖縄では自生しているそうで、一年草のつる植物。原野や水辺に生える雑草?
と記されています。よく植物界では、大きいものをカラス、小さいものには
スズメを用いて名前が付けられていて、からすうりより小さいスズメの卵に
見たてたことから名づけられたそうです。この実はニガゴーヤとも言われ、
とても苦く毒があるとか。実は次第に緑→黄色→オレンジ→赤へと変色して
それもまた綺麗ですが、このグリーンの実を垂らして飾ったり、フレッシュ
リースに使ったりするのが好きです。